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足立美術館(島根県安来市)
館内にはフランスの旅行ガイド(Michelin Green Guide Japan)で最高評価である三ツ星を獲得した庭園がある。
「庭園もまた一幅の絵画である」という理念のもと、作庭された庭園は自然のキャンバスに描かれた絵のよう。
詳細は著書「苔三昧」にて。
コケ庭:絵画のようなデザイン
由志園(島根県松江市)
中海に浮かぶ島にある庭園。
一面がコケに被われたコケ庭に加え、枯山水による庭もある。
広い園内では、スギゴケ類、コバノチョウチンゴケ、トヤマシノブゴケ、ハイゴケ類など、さまざまなコケがみられる。
詳細は著書「苔三昧」にて。
苔地は主にスギゴケ類とハイゴケ
宋隣寺(山口県宇部市)
山口県最古の庭とされ、南北朝時代に作庭されたとされる。
本堂北側にあるコケ庭では、トヤマシノブゴケが優占する。
一般にコケ庭のウマスギゴケはほとんどが植栽されたものだが、それ以外の種は自生したものが広がっている場合が多い。このコケ地ができるまで、どのくらいの年月がかかったのだろうか。
詳細は著書「苔三昧」にて。
本堂北:コケ地はトヤマシノブゴケ
臥龍山壮(愛媛県大洲市)
伊予の小京都、大洲にある別荘。数寄を凝らした建築が有名だが、そのコケ庭も荷応えがある。
川(肱川)のほとりにあるために湿度が高く、境内ではキヨスミイトゴケなどの着生種が豊富にみられる。
詳細は「苔三昧(岩波書店)」にて。
色とりどりの紅葉にコケの緑が映える
竹林寺(高知県高知市)
苔寺の庭を作庭した夢窓国師による庭園。
境内全般にコケが多く、特にエダツヤゴケ、トヤマシノブゴケが旺盛に生える。
本庭を訪れたとき、ちょうど、紅葉の最中だった。
赤、黄、緑の色とりどりの空間・・・まるで万華鏡をみているようだった。
詳細は「苔三昧」にて。
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コケの生態学(福井県立大学 コケ研究室:大石善隆)